
賞味期限は飾り??
皆さん、スーパーで買い物をするとき、賞味期限って気にしてますか?日本だと当たり前に新鮮なもの、てか買えるもの、賞味期限が切れてないが並んでますよね。でもここインドでは、そうはいきません。賞味期限なんて、ただの「飾り」みたいな扱いです。 先日、スーパーで見たのが紙パックのジュース。よく見たら、賞味期限切れてるどころか、パックがボコボコ!これ、どう見ても誰も買わないでしょ?でも棚に鎮座したまま。「売る気あるのか?」とツッコミたくなりますよね。店側は廃棄する気なんてさらさらないみたいで、とにかくスペース埋めるために並べてる感じです。
冷蔵食品は地雷
それでも懲りずに買い物してたら、次は冷蔵食品でやられました。冷蔵の豆腐がきれいに並べられてたので、「これはいける」と思ったんです。ところがどっこい、賞味期限切れ!いや、パッと見では分からない罠がたくさん仕掛けられてますね。
特に夏場は要注意。僕はまだインドの夏を体験してませんけど、絶対やばです。
冷蔵食品は、たぶん買わない方がいいです。理由は簡単、コールドチェーン(冷蔵輸送システム)が全然機能してないから。仮に冷蔵車で運んできたとしても、店員がそれを1時間以上外に放置することなんてザラです。ついこの間も、店員がサボって在庫を外放置してるのみました。
え?なんで放置するかって?理由なんてありません。
たぶん、夏もやるでしょう。結果、冷たいはずの食品がホカホカ。それを買った外国人はあれまあれまで病院へ。
魚?
内陸部では魚をほとんど見かけないですね。まあ冷蔵技術がないので、運ぶのが難しいんでしょうね。仮に海沿いに行ったとしても、魚市場はなかなかのカオスです。釣った魚をそのままポンと置いてるだけ。ほんと大丈夫なんですかね? というわけでインド人文化として刺身なんて夢のまた夢なのです。危ない。
総じて保存状態が読めないのでどんな料理でも「必ず火を通す」のが鉄則です。生で食べるなんて、もはや命がけですよ。ユッケなんて流行りだしたらニブンノイチで病院行き。
スパイスは万能薬?
そういうことです。ものが少し危なくても多少腐っててもスパイスを大量にぶち込んで調理すればOK!って考え方なのでは??
「スパイス=魔法の粉」とでも思ってるのか、味や匂いをなんとか隠そうとする執念がすごい。でも正直、それなら最初から新鮮なものを置いてほしいものです。素材の味はどこへやら。 --- まとめ:賞味期限は飾り というわけで、インドで買い物をするときは、とにかく賞味期限をしっかり確認すること!ですが、油断しないでくださいね!
冷蔵食品や魚に手を出すのは、特に夏場はやめた方が無難です。日本のスーパーの整然とした棚が恋しくなりますね。ほんま、食べ物ひとつ買うのもスリル満点な国ですよ、インドは。でも面白いです。
ぜひ来てください!!!