インドでのハイビーム使用事情
タイトルの通りですが、インドで車に乗っていると本当にほとんどの車がハイビームをしか使いません。対向車は関係ありません。
なぜかと尋ねると、返ってくる答えは「みんなハイビームだから」とのこと。
なるほど…とはなりませんね。
理由考察
- 道が凸凹なので陰影をより早く見つける必要があるから
インドの道路は半分ほどがオフロード状態です。また、スピード抑制のためにトラップのような山が設置されていることがあり、見逃すわけにはいきません。たとえトラップがなくても路面はボロボロなので、早めに危険を察知する必要があります。 - 対向車への仕返し
「やられたらやり返す」といった感じです。「自分だけ損はしないぞ」という気概があるように見えます。 - シンプルに壊れている
ロービームが壊れていても直しません。なぜなら使わないからです。皆さんだって使わない部品は直しませんよね。オフロードバイクで例えるならば、ゼッケンプレートが割れていても走りに問題がなければ良し、という感覚でしょうか。あ、ちなみに光軸の調整?そんなものはインドでは気にされていないでしょう。
まぁ、交通ルールや車体ルールの遵守も少しずつ改善されていくことでしょう。きっと、今後は岡山に行っても私はもう一切怒らないでしょうね。
