
インドにもエレベーターはもちろんあります。高層ビルが多いので、乗らないわけにはいきません。住んでいる場所や職場でも頻繁に使うことになりますが、何気ないエレベーターにいろいろと驚かされることがあります。
日本と比べて、驚く点がいくつかあります。インドならではの面白い特徴もあるので、少し紹介します。
なぜか上下両方のボタンを押す
エレベーターを待つときに上下どちらのボタンも押す人がいます。上に行きたいのか下に行きたいのか、混乱することもあります。
急いでいるので、とりあえずどちらでも早く来ればいいという感覚のようです。これで効率がいいのかは分かりませんが、文化の違いとして面白いですね。
乗りたい、とにかく乗りたいそうです。お陰で、エレベーターがスムーズに目的地につくことはないですね。
エレベーターの数が足りない
え、この住居数で2基だけ?高層マンションなのに、ピーク時には大渋滞します。朝や夕方の時間帯は、待ち時間がとても長く感じます。
安心してください。メンテナンス中のことが多く、実質1基しか動いていないこともあります。そんなときは、階段を使うのが一番早いことも。ただし上の方なら諦めましょう。
ボタンを押しすぎるとフリーズ
回路が最適化されていないのか、止まる階が多いと発車まで時間がかかります。特に急いでいるときにはかなりのストレスです。
さらに開閉も遅くなりがちで、ボタンを連打する人もいますが、それが逆効果になることも。許しましょう。
安全センサーに過信しない
扉が閉まるとき、人がいても止まらないことがあります。これには少し驚かされました。日本ではまず考えられないことです。
挟まれて痛い思いをすることもあるので、安全センサーに頼らず、自分の身を守ることが必要です。特に子供や荷物には注意が必要です。普通に事故ります。命に関わります。
移動中なのに、しょっちゅう止まる
停電が頻繁に起こるため、エレベーターが止まることもあります。これもインドならではの体験です。
そんなときは、誰かと一緒に乗っていると気まずい時間が流れます。祈りつつ、復旧するのをじっと待つしかありません。
13階が無い
不吉な数字だからでしょうか?でも、13階があるビルもあります。たまたまビルの設計によって違うようです。
足りなくなったから適当に使ったのか、それとも別の理由があるのか、深く考えたくなりますね。何にせよ、インドならではのランダムさを感じます。
2階があったり無かったり
グランドフロアが日本の1階に相当し、「F」はフロントを意味します。フロアの呼び方が日本とは違うので、最初は混乱しました。
住んでいる階が日本の数え方とは一致しないことが多いです。引っ越ししたばかりの頃は、自分が何階に住んでいるのか一瞬わからなくなることもありました。
ノンストップボタン

一度は使ってみたいですね。特定の階に止まらずにスムーズにいけるボタンすかね。
フードデリバリーのフードだけ運ぶ
デリバリーをするドライバーは乗ってはいけないルールがあるマンションがあります。その際は、フードだけが運ばれます。そんで特定の階で受取人が回収します。そういうもんですね。